事例紹介

WORKS

遊佐コネクト2025開発

遊佐コネクト2025開発

MISSION

  • 遊佐ウイスキーの樽で仕込んだ日本酒という特徴を活かす
  • 若年層に興味をもってもらえるような日本酒
  • 日本酒新ジャンルの創造

【企画概要】

本商品「遊佐コネクト」は、山形県飽海郡遊佐町 ― “湧水の郷”として知られる自然豊かな地域 ― にて醸造された2つの酒蔵の日本酒を原酒とし、ワイン樽およびウイスキー樽で約1年間熟成させた、これまでにない新しいスタイルの日本酒です。

熟成には、フランス・トロンセ産のオーク樽を使用。
この樽は、赤ワインの熟成に7年間、さらにウイスキーの熟成に3年間用いられた後に転用されたものであり、ワインとウイスキーという異なる酒種の個性を融合させた独自の熟成背景を持っています。

使用している日本酒は、遊佐町を代表する2つの蔵「杉勇 蕨岡酒造場」「東北泉 高橋酒造店」による純米吟醸酒です。

いずれも地域の湧水と伝統技術を活かした高品質な酒造りで知られています。

内容量は720ml。ワインやウイスキーのエッセンスを纏った日本酒として、従来の日本酒ファンのみならず、洋酒愛好家にも響く一本に仕上げています。

【コンセプト】

キャッチコピー:
「常識を超え、垣根を越えて生み出される日本酒」
「樽・水・酒の薫りをコネクトする」

“CONNECT(結ぶ)”という言葉をキーワードに、樽・湧水・醸造という異なる要素を結びつけ、新たな日本酒の可能性を表現しています。

ウイスキー樽で熟成させたことにより、ウイスキーの芳醇な香りが日本酒に溶け込み、ソーダ割りでも美味しく楽しめる味わいを実現しました。
そのため、日本酒が苦手な方や若年層にも“ハイボール感覚で飲める日本酒”として新しい楽しみ方を提案します。

【ターゲット・訴求ポイント】

  • 従来の日本酒ユーザーに加え、ワイン・ウイスキーなど洋酒愛好者を新たな層として開拓
  • 日本酒初心者や若い世代にも親しみやすい“軽やかで香り高い”スタイル
  • 家族やカップルなど、世代を超えて楽しめる“つながり(コネクト)”をテーマにしたブランドメッセージ

 

「遊佐コネクト」は、伝統と革新、和と洋、世代と地域をつなぐ新しい日本酒です。
樽が紡ぐ香りの重なり、遊佐の湧水が育む透明感、そして2つの蔵の技が融合することで、これまでの日本酒の枠を超えた“体験型の熟成酒”として、新たな市場価値を創出します。

  • Cliant :山形県酒類卸株式会社
  • Producer :早坂正年
  • Designer:佐久間誉之
  • Photographer :横田健
一覧に戻る