震災を乗り越え、
立ち上がった雄勝硯生産組合
雄勝町は2億5千万年以上前の地層から採掘される黒色硯質粘板岩の雄勝石を使った「雄勝硯」の産地です。 かつては国産硯の90%以上を生産していましたが、毛筆文化の衰退や学童用硯がプラスチック製に替わった影響などで職人が減少、さらには東日本大震災で甚大な被害を受け、現在は震災前の10%以下にまで減ってしまいました。
震災では人的被害にとどまらず、各種設備や素材、重要な硯作品などの多くが流されてしまい一時は硯の生産ができない状況にまで追い込まれましたが、現在では流された雄勝石を探し集め、 機材もこれまで通りとは言えませんが製造ができるまでには整え生産を続けています。
雄勝石をガラスに変える
「魔法のような技術」
費用をかけて産業廃棄物として処分している硯を生産する際に残る雄勝石の粉や端材。これも地域の資源として何かに活かすことはできないか?
そんな思いから、サハラ砂漠の砂など世界各地の砂をガラス化して作品作りをしている「海馬ガラス工房」の村山耕二氏に協力を依頼し、約1年間の試行錯誤を重ね完成した商品が雄勝ガラスです。






雄勝石の削り粉から生まれる
「鶯色」の透明な滲み
雄勝ガラスは古来より大切にされてきた雄勝石を原料としています。
雄勝石は硯の原料として古来から使用され、江戸時代には伊達政宗が献上された雄勝硯を称賛し、
原料となる雄勝石が採れる山を「お止め山(お留山)」として、一般の物が石を採ることを許さなかったと言われています。
一般的なガラスは「珪砂」「ソーダ灰」「石灰」などを混ぜ合わせたものを原料とし、 色味もその殆どが塗料や着色で表現し作られていますが、 雄勝ガラスは人工的な着色は行わず「海馬ガラス工房」の独自の技術を使用し、雄勝石に含まれる成分から素材がもつ自然の色を引き出すことで「鶯色」のガラス製品に仕上げています。
クラウドファンディングも成功
東北の手の思想者

海馬ガラス工房
村山 耕二

雄勝硯
生産販売協同組合事務局

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酒器
雄勝ガラス
ぐい呑¥10,000(税別)
Spec
◎2〜3億年前の成分が入った石巻市雄勝町「雄勝石」の削り粉使用
◎寸法:6.7センチ (直径)×6.4センチ(高さ)
◎重さ:約130g
◎適正容量:75ml【注意点・リスク】仕様、デザインについては製造状況によって一部変更になる場合がございます。生産状況により商品のお届けに遅れが生じる可能性がございます。【商品の仕様・納期】開発中の製品につきましては、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。【酒器「雄勝ガラス」の色】掲載商品の色味はできるだけ忠実に再現しておりますが、ディスプレイ環境によって色味が異なって見える場合がございます。 -
雄勝ガラス
ぐい呑ペア
雄勝石角皿
プレート¥30,000(税別)
Spec
◎雄勝ガラスは2〜3億年前の「雄勝石」の削り粉を使用
◎雄勝プレートは自然な石肌の表情を活かすためシンプルな四角形にカットした漆黒のプレート
石の力でお刺身なども冷たく保温され最適です。
◎酒器サイズ:口径6.7センチ×高さ6.4センチ、重さ:130g
◎プレートサイズ:縦14×横23×高さ1.5センチ、重さ:780g
【注意点・リスク】仕様、デザインについては製造状況によって一部変更になる場合がございます。生産状況により商品のお届けに遅れが生じる可能性がございます。【商品の仕様・納期】開発中の製品につきましては、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。【酒器「雄勝ガラス」の色】掲載商品の色味はできるだけ忠実に再現しておりますが、ディスプレイ環境によって色味が異なって見える場合がございます。